こんにちは、てんこです。
今回は副腎疲労が起こる原因について
お話ししていきたいと思います。
”副腎疲労”ということばを聞いたことが
ありますか?
体の中にある副腎という臓器が
ストレスなどにより過剰に働くと
「副腎が疲弊してしまう」
という状況を表したことばです。
副腎は左右の腎臓の上にのっている
クルミほどの大きさの臓器です。
副腎疲労の状態になると
「疲れがとれない」
「気力が湧かない」
「朝起きるのが辛い」
といった症状がみられます。
このような状況になると
1日を生きていくのに精一杯で
毎日うつうつとした気持ちに
なってしまいますよね。
副腎疲労が起こる原因を知り
不調の状態から脱却しましょう。
副腎疲労になる原因を知ることで
なぜ疲れやすかったのか
元気がなかったのかという
体に起こっている不調を知ることが
できるようになります。
不調の原因を知ることで
改善策をとることができるようになり
感情的にならず
冷静に対処することができます。
また、原因を知っていることで
過度に不安になることはなく
パニックになったり
焦燥感を感じることもありません。
疲労感の原因を知ることで
「元気がない」「やる気がない」
という視点はなくなり
お子さんにも
優しい言葉かけをできるようになります。
優しい言葉かけができるようになると
お子さんからの信頼も増し
積極的に話しかけるようになってくれたり
お子さんとの会話をすることも増えるので
お子さんの情緒も安定します。
お子さんの心には安心感も芽生え
「いってきます♪」と
進んで学校や保育園に行けるようになります。
疲労感の原因を知ることで
対策をとれるようになるので
自分自身をさげすむことはなくなります。
お子さんの元気がないと感じたり
やる気や気力がないと思われる場面でも
原因がわかれば
お子さんに優しく接することができ
ガミガミ、イライラすることも
減っていきます。
また、「今日は疲れているから、無理はしない」
など気持ちに線引きをすることができ
お子さんとも適度な距離感で
接することができるようになります。
それは、自分の気持ちを
コントロールできることにつながります。
逆に副腎疲労について知らなければ
原因について考えることはなく
ただただ疲労感にさいなまれ
うつうつとした気持ちで過ごしてしまう
ことになりかねません。
そのような状態が続くと
うつ病を発症してしまう可能性もあります。
仕事でもミスを連発し
同僚からの信頼を失ってしまうことも
容易に考えられます。
お子さんの元気や気力がないことや
朝起きられないことなど
原因がわからないと
自分の子はやる気がない子だと
自分の子どもをさげすんだり
叱ってしまう原因にもなってしまいます。
そうなるとお子さんの自己肯定感は下がり
やる気や気力がないことを叱られたり
怒られる経験を積み重ねることで
「何をやってもうまくいかない」
「自分はどうせダメだ」と
自己否定感ばかりが増し
自尊心も育たなくなってしまうでしょう。
だからこそ、この記事は
最後まで見ていただきたいのです。
副腎疲労が起こる2つの原因
一般的にストレスというと
人間関係や仕事、受験、勉強など
心理面のストレスを思い浮かべることが
多いかもしれません。
実は低血糖や低酸素も体はストレスと
感じてしまいます。
そのため欠食や少食など、
①空腹時間が長いことや②貧血というのは
体にストレスがかかっている状況なのです。
これが副腎疲労を起こす原因です。
ストレスがかかると副腎から
「アドレナリン」「コルチゾール」
というホルモンが分泌されます。
これらのホルモンは本来であれば
一時的にストレスに対応するために
分泌されるのですが
ストレスの状態が長く続くと
ホルモンの過剰分泌が長く続き
コルチゾールの分泌が低下してきて
・血糖を維持できない
・血圧を上げられない
・炎症を抑えられない
という様々な不調が出現します。
コルチゾールは起床の少し前から
朝方にかけて分泌が上がり
その後、夜にかけて低下していきます。
ところがストレスがかかりすぎていると
この日内リズムが乱れ
本来なら朝に高まるはずの
コルチゾールの分泌が低下します。
すると体は疲れ、血圧が低くなり
朝は起きられず
午前中しんどくなってしまいます。
もちろん、日常で感じている
人間関係などのストレスも
副腎疲労に影響していきます。
日常生活のストレスに加え
欠食や少食などが重なると
体はさらにストレスを感じてしまう
原因になってしまいます。
どうしたらいい?
では、この原因に気づくためには
どうしたらいいか
まずは、お子さんの様子を
よく観察することが必要です。
空腹時間が長くなっている場合は
捕食が必要になってきます。
食事から2〜3時間経った頃
「お子さんがイライラしているな」
「元気がないな」と思ったら
捕食をとるように意識してみましょう。
そして、貧血や鉄欠乏を回避するために
鉄分食材を意識してとるようにしましょう。
鉄分が多く含まれる食材としては
レバーや赤身の肉
しじみやあさりなどの貝類
青のりや大豆製品
大根の葉や小松菜などの
青菜類にも含まれています。
また、日常生活においても
ストレスになるような原因がある場合
できる限り対処していく必要があります。
・親に怒られないか毎日びくびくしている
・保育園や学校で先生といい関係が築けていない
・お友達や兄弟間でケンカやトラブルがある など
おこさんと対話をしながら
ストレスができるだけ
軽くなるようにしてみてくださいね。
まずはやってみよう!
副腎疲労はすぐにかかってしまう病態ではなく、
長期に及ぶストレスが原因です。
原因を探るためには
お子さんの状態をよく観察し、
空腹時間が長くなっていないか、
食事で鉄分は摂れているか
ストレスはたまっていないかなど
観察を行うことが必要となってきます。
子どもの不調やメンタルが不安定だと
気づいたら、叱ったり、怒ったりするのではなく
・低血糖になっていないか
・鉄不足はないか
・日頃のストレスは溜まっていないかなど
今までの生活を
振り返ってみるようにしてみてください。
まずは観察です。
観察にも、お子さんの状態に
寄り添ってあげるためにも
忍耐が必要だと思います。
まずは気づくことからやってみてください。
てんこ
P.S
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