こんにちは。
てんこです。
子どものかんしゃくには
栄養不足が
関係していることを
これまでの記事で述べてきましたが
栄養を考える上で
忘れてはいけないのが
1日に必要なカロリーを
しっかり補っていくということです。
今回は1日に必要なエネルギーを
確保していくことの重要性について
お話していきます。
1日に必要なカロリーが補えていないと
筋肉や臓器、幸せホルモンなど
体を作ったり、心を安定させるための
栄養素が『エネルギーを作る』側に
回らなければいけなくなってしまい
かんしゃくもちで
いつもイライラしていてキレやすく
怒ったと思ったら
すぐに泣く
落ち着きがない・・
といったお子さんの状態が
日常化してしまうことに
なってしまいます。
お子さんの状態が
落ち着かないと
一緒にいることが苦痛に感じたり
一緒に出かけることや
一緒に遊ぶことすら
嫌になってしまいますよね。
「いつまでこんな生活を
続けたらいいんだろう」と
将来に対しての不安も増え
子どもが
「社会に適応できるようになるのか」
「非行の道に足を踏み外さないか」と
心配事が
尽きなくなってしまいます。
お子さんがかんしゃくを起こさず
いつも穏やかで
家族みんなが笑顔になるような
日々を過ごしていきたいですよね。
今日から実践できる
コツを知ることで
栄養を考える上でのベースを
知ることができるようになり
お子さんのかんしゃくに対して
食事の観点から
対策ができるようになります。
「栄養が大事なのはわかったけど
何から始めたらいいの?」
という悩みが解決できるようになることで
栄養を考える時の悩みは解決され
毎日穏やかに過ごすことが
できるようになります。
栄養に関する悩みが解決できると
お子さんも穏やかになり
お子さんと一緒に出かけることを
苦に感じなくなったり
お子さんの手がかからなくなる分
旦那様とも
ゆっくりコーヒーを飲みながら
または晩酌をしながら
子どもの将来について
語り合える時間も増えていきます。
また、自分時間が増え
スキンケアに時間を
かけることができるようになることも
夢ではありません。
そんな毎日を
少しでも願っているのであれば
このままこの記事を
読み進めてください。
配慮すべきは○○
「何をどのくらい食べたらいいの?」
この疑問は
必ず湧いてくると思います。
そんな時に配慮したいことは
『カロリー』です。
まずはエネルギー源となる
食事がちゃんと摂れているかは重要です。
幼児の基準で見ていくと
1日に必要なエネルギーは
以下の通りです。
●1〜2歳
◆男児:950kcal / 1日
◆女児:900kcal/ 1日
●3〜5歳
◆男児:1300kcal/ 1日
◆女児:1250kcal/ 1日
エネルギーを作る栄養素は
『炭水化物、たんぱく質、脂質』の
3つです。
それぞれ
1日の摂取量が決められているので
その目標値を参考にしながら
食事を進めていきましょう。
カロリーの上手なとり方
幼児期に必要な目標量です。
●1〜2歳
◆たんぱく質:男女共:20g
肉や魚であれば
100gに大体20gのたんぱく質が
含まれています。
1食分を手のひらに乗る量で
測ることもできます。
◆脂質:カロリー全体の20〜30%
脂質のカロリーは
1g当たり約9kcalです。
バターやサラダ油は小さじ1ほどが
目安です。
◆炭水化物:カロリー全体の50〜60%
1食分は”両手に乗る量”と
言われています。
目安としては、
子供用の茶碗1杯ほどです。
●3〜5歳
◆たんぱく質:男女共25g
上でも述べたように
目安は1食分を手のひらに乗る量です。
◆脂質:カロリー全体の20〜30%
バターやサラダ油は小さじ1ほどが
目安です。
◆炭水化物:カロリー全体の50〜60%
ごはん100gが
だいたいの目安になるので
子ども茶碗1杯分に少し足すような
イメージです。
まずは
これら3大栄養素をバランスよく
摂取していくことが大切です。
そのバランスとは
まずはたんぱく質と脂質の目標量を
十分に摂取した上で
残りのエネルギーを
炭水化物で摂取する
という考え方もあれば
たんぱく質や脂質、炭水化物を
それぞれの目標量を均等に摂取するという
考え方などがあります。
そこで、気をつけたいのが
必要なカロリーが補えていないと
筋肉や臓器など
『体を作る』栄養素が
『エネルギーを作る』側に
回らなければいけなくなり
体に必要なものを
作れなくなってしまいます。
まさしく、たんぱく質は
筋肉や臓器、神経伝達物質などを作る
重要な栄養素です。
たんぱく質がエネルギーとして
使われてしまうと
成長やメンタル面に大きな影響を
与えることになってしまいます。
ですので
『主食のご飯が少なすぎる』ことや
『小さなパン1こだけ』
などとならないように
1日のカロリーをしっかりとっていく
ことはとても重要です。
摂取量の少ないお子さんであれば
バターやMCTオイルを活用し
カロリーアップをしてみてくださいね。
そして
朝・昼・晩の食事の中で
「あまり食べられない」という
お子さんの場合は
捕食で補うことも
忘れないでください。
捕食は第4、第5の食事と考え
食事時間とは別に
エネルギーやその他栄養をとる目的で
活用していきましょう。
まとめ
まずは
『1日に必要なカロリーをしっかりとる』
ということを実践してみてくださいね。
たんぱく質の栄養を活かすためにも
カロリー摂取は重要です。
少食のため
必要な栄養が摂れているのか
心配なお子さんは
是非、捕食や
ちょい足しできるバターなどの脂質も
活用してみてくださいね。
てんこ
P.S
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